将来の明るい事業だけを取り出す
【将来性ある事業だけでも生き残らせる】
会社の中には様々な事業が含有されている場合があり、全てが会社に貢献するものばかりではなく、中には会社の足を引っ張ってしまっている事業もあるかもしれません。
このまま行くと共倒れだという場合に、『将来性のある事業だけを取り出して育てる』ということも会社分割の手法を使えば可能です。
将来性のある事業と、それに伴う資産と負債を持ち出して新設分割によって新会社を作れば、たちどころに健全な会社が生まれます。
これまで会社の不調によって銀行からの融資が受けられなかったようなケースでも、分割後は融資を受けられるようになる可能性は高いでしょう。
残された分割会社のほうは、これまでどおり事業を継続するか、場合によっては清算などの手続に入ることになるかもしれません。
それでも、会社全体の業績悪化によって有望な事業までもが劣化してしまうよりは、親会社が倒れても、子会社だけでも活躍する道を残すほうがベターだと思われます。
なお、従来は、債務超過の会社が会社分割をすることはできないのではないか、という論点がありました。
会社法では、債権者保護の問題を別問題としたことで、債務超過の会社でも会社分割ができるということで決着しています。
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